荒川コッタレス

2015年6月から夫婦でロードバイクはじめました。taizoon(夫)トライアスロンを目指すスポーツ好きカスタム好き。みよちん(妻)弱虫ペダル好き腐女子。趣味がまるで違うのに、奇跡的に「ロードバイク」だけかぶった! taizoonの更新多めです。

WH-9100-C60-TU

taizoonです。

数か月前
リドレーノア用にWH-9100-C40-TUを履いていた時期がありました。 

9100系がリニューアルし、ハブのカップリングの構造も見直され、飾りっ気のない容姿にも惹かれ購入を決意。

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WH-9100-C60-TUもその時は候補にありましたが、28Cでディープになると少しイカツいイメージがあり、その時はC40を選びました。

カッチリしていて完成度が高かったのですが、用途として、平地巡航型なのかヒルクライム用なのか、構造的に超軽量でもなく、28Cというかなり太いリムで合わせるタイヤもなかなかなく、ホイールとして自分なりの答えを見いだせず手放しました。

 

改めて、魅力的なホイールが無いかと探し始めて、やはり突き詰めきれなかった部分が浮かび上がり、もう一度WH9100にチャレンジをしてみました。

今回は60ミリハイトのC60-TUです。


結論から書くと、

「どうして初めからこちらにしておかなかったのか」

と少し後悔の念が残るほど良いホイールでした。

 

今回のタイヤは、Vittoria CORSA G+ 25-28Cチューブラー。

こだわりのブラックサイド。

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WH-9100-C40-TUのときCONTINENTAL COMPETITIONを履かせていたのですが、タイヤ幅25Cでも新型の28Cリムではリムサイドが余って見えていたので、面イチにできないかなぁと、他社の25Cならどうだろうかと考えVittoriaにしてみました。

結果として同じような現象は起こりましたが、リムサイドの見え方はCOMPETITIONより良かったです。

 

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■とにかく仕上がりがきれい。

C60の仕上がりは非常にきれいです。

ディープリムにする事で見える面積が増えることで、カーボンの質感がより一層現れてきます。グロス仕上げにしていることも質感を高めています。

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C40ではあまり気にしてませんでしたが嬉しい誤算でした。

製作工場は海外ですが日本メーカーならではの仕上がり(製品精度)です。

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■インプレ

まず感じるのが、コルサのシルキーな乗り心地です。タイヤの空気圧を普段の7.5Barより1Bar程高めに入れました。

嫌なゴツゴツ感が来るのかなと思ってましたが、むしろシーツの上でも走っているかのような軽やかさ+滑らかさ。

これは今まで体感できなかった感触です。

 

■向い風に強い!

アラサイの天敵は風です。

この日も海からの南風が結構強く吹き、彩湖からの帰路は終始向い風でした。

しかし、このC60は失速感がありません。上手く言えませんが風に押し返されない空力性能と推進力があります。(個人の感想ですが)

向い風を喰らう時は大抵、背後からヒモで引っ張られるような失速感を味わいますが、このホイールは風邪のスキマを切り裂くように前に進む感じを得ます。横風によるフラつきもありません。

 

面白くてガシガシ漕ぎましたが、アラサイ灼熱地獄にやられ船堀に着く前にスッカラカンになりました。

 

それでも、このホイールは久々に感動した一品デス。